STOP THE KOIZUMI
by stop_the_koizumi


【ブロガー同盟へのご意見・ご提案】
カテゴリ
■ア ピ ー ル (お読み下さい)
■ブロガー同盟賛同者一覧
■賛同表明トラックバックの方法
■ブロガー同盟バナー
■バナーの貼り方
■発起人よりおしらせ
■年賀状プロジェクト
■週刊金曜日に掲載
■応 援 表 明 (森田 実)
■応 援 表 明 (天木直人)
■応 援 表 明 (五十嵐仁)
■応 援 表 明 (きくちゆみ)
最新のトラックバック
blogosphere ..
from とくらBlog
小泉純一郎の政界引退について
from 日本再生 〜絶対に負けられな..
与党も野党も『小泉的なも..
from とくらBlog
STOP THE KOI..
from 徒然気儘な綴方帳
ブロガー同盟に賛同
from 日本国憲法万歳
昨年の「9月11日の怒り..
from とくらBlog
「遠い空の下 めぐりあっ..
from とくらBlog
地球儀片手に遊び呆け、ノ..
from 月よお前が悪いから
加藤紘一事務所放火事件に..
from 雑草譚
小泉総理の靖国参拝、賛成..
from 日本を変えよう 〜絶対に負け..
加藤氏の苦言に対して仁侠..
from 月よお前が悪いから
小泉首相は静かに去るべき..
from とくらBlog
小泉純一郎総理の靖国神社..
from 日本を変えよう 〜絶対に負け..
運命の日まであと2日
from 日本を変えよう 〜絶対に負け..
『改革ファシズムを止める..
from 雑草譚
新自由主義化先行国アメリ..
from ふしぶじゑ日記
心の問題
from G-pen日記
ブロガー同盟に参加
from 千思万考
♪アメリカひとつに 賭け..
from とくらBlog
■北朝鮮とイスラエル レ..
from 読売新聞の社説はどうなの・・..
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

今日 
昨日 









ファシズムの言葉について - その2
e0089387_18364261.jpgファシズムという言葉でいいのだと思い切ったときの根拠というか、心の拠り所になったのは、学生時代に読んだフロムの『自由からの逃走』という本で、これは現在でも古典の地位にあると思いますが、とてもいい本です。正面からのファシズム論というわけでもないのですが、自由から逃げようとする近代人の社会心理というか、そういう問題がテーマになっていました。当時も面白く読んだし、とりわけ今回の選挙で浮かび上がった小泉首相を支持する没落中産層という問題意識の周辺で、この本を読んだときの記憶が鮮烈に甦ってきたのでした。いわゆるフランクフルト学派の社会科学。マルクス主義の後退が顕著になった頃、この説得力が欧州の論壇
の中心になっていました。

e0089387_18365632.jpg今回の選挙で見た小泉政権の政治を私がファシズムだと考えるのは、すでに説明はしていますが、根拠としていくつかのメルクマールがあります。その一つ目は、不況の中で没落する中産層が救済者として強いリーダーを求めているという社会構造の類似性で、天文学的な数字の借金とか経済破綻とかという経済構造の点でも当時のドイツと現在の日本はよく似ています。二つ目は政治手法の問題で、ヒトラーは没落する中産層の鬱屈と不満の捌け口をユダヤ人への憎悪と攻撃に振り向け、精神的な代償を与え、ユダヤ人を諸悪の根源にして糾弾するアジテーションでドイツ人の心を捉えて選挙で政権を獲得しました。今度の小泉首相の郵政民営化選挙での公務員攻撃は、ヒトラーのユダヤ人攻撃のやり方と瓜二つです。

e0089387_1837867.jpgいわゆる「B層」狙いの、すなわち知性低劣でボリュームの大きな「マス」からの共感獲得を目的としたところの、単純で情緒的なスローガンを何度も繰り返して刷り込む演説手法も同じでした。これが二つ目のメルクマールです。社会構造と政治手法に続く第三のメルクマールが、マスコミと政権との「束」の事実で、これもまた何度も書きましたが、これまで生きてきた中で初めて目にした異常な光景でした。まさか日本でこんな事が起きるとは思っていなかったわけですが、選挙が終わっても、一部の雑誌媒体で「束」の問い直しの批判的言論が見られるものの、テレビの方は全く頬かむりしたままで、選挙中に自分たちがやったことを反省しようとする動きは見えません。

e0089387_18371728.jpg①経済破綻と中産層没落の社会構造と社会状況、②特定層を標的にした憎悪の扇動と怨恨の動員、③マスコミと政権が「束」になった全体主義報道体制下の選挙。この①-③を根拠にして、私はこの政治的現実をファシズムであると断定し、それに「改革ファシズム」という言葉を与えました。歴史的事実に密着した概念であるファシズムを、機能的な概念として捉え直して現実政治に適用しようとしたのです。いろいろな言葉で表現できるかも知れない小泉政治と今夏の選挙ですが、やはり政治学的にファシズムの言葉で言い表すのが最も適当であろうという確信は揺らぎません。実は、山口二郎も(メールの中で)この見解には賛成してくれていました。

e0089387_18245722.jpg

[PR]
by stop_the_koizumi | 2005-10-20 22:21 | ■発起人よりおしらせ
<< 五十嵐仁 - 見て見ぬふりをす... 名も知らぬ遠き島より着信せるト... >>