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ファシズムの言葉の問題について - その1
e0089387_18391889.jpg小泉政権の政治を本当にファシズムの言葉で呼んでいいのかとか、それから、あまり滅多やたらにファシズム、ファシズムという言葉を使うのはどうかといった疑念や批判の指摘があります。実はこの問題は、私も最初から考えさせられた問題であり、9月11日の開票日の夜に眠られないまま思い悩んでいた当の問題でもありました。この目の前の政治的現実は間違いなくファシズムだと思うけれど、本当にファシズムだと断定してよいのか、その言葉を使って公に批判してよいのかということを寝床の中で悶々と考えていました。「革命」と「ファシズム」という二つの言葉が頭の中で駆け回りながら、同時に、ファシズムって何だったっけと思い返していたのです。

e0089387_18392791.jpgファシズムとかファシストというのは、一般に左翼の側の者が政敵である右翼や極右に対して投げ与える貼札貶称として使用されることが多く、その逆の場合というのはあまりないようです。政治の現場でファシズムやファシストの表現が使われる場合は、厳密な学問的定義が意識される以前に、貼札貶称のツールとして政治的に使われる場合が多かったのだろうと思います。それがために、この言語を使う場合は、上のような躊躇や抵抗感が常に付き纏うことになるのでしょう。誰かがこの問題に関連してファシズムの定義を示したTBを送ってくれていましたが、どれだったか忘れて拾い出せません。その頃はブログの「更新事務」で追われていました。

e0089387_18393536.jpg手元の「哲学思想辞典」を読み直してもやはりそうですが、政治学におけるファシズムの定義というのはあまり明確ではないのです。と言うより、ファシズムの定義をやろうとすると、どうしてもコミンテルン書記長だったディミトロフの「金融資本のテロ独裁」という概念規定に行き当たって、そこに拘束されるのだろうと思います。日本の政治学でファシズムの定義を司る権威だったのは丸山真男だったのですが、それを見ても、やはりディミトリフのフレームから自由でないという印象があります。つまり、従来のファシズム論というのはマルクス主義(スターリン主義)の影響を強烈に受けています。「反革命」とか「反共産主義」という性格規定がキーになっています。

e0089387_18394545.jpgファシズムを研究した碩学というのは、ノイマンとかアレントとか何人かいるはずですが、ディミトロフの概念規定が長く戦後の知識世界を支配したというのは故無しのことではなくて、やはりコミュニズムこそがファシズムを打倒した主力であったという第二次世界大戦の現代史があり、その成果と実績を掲げてマルクス主義の陣営がファシズム論の概念定義の優先権を持ち、他の立場や論者はその権利を認めざるを得なかったという理論的事情があるように思われます。で、そこからファシズム論は理論と政治の間で中途半端な状態になり、上の躊躇や抵抗や批判を招きこむ怪しげな政治言語の性格を持つに至ったのではないかと私は考えるわけです。

その2に続く。
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by stop_the_koizumi | 2005-10-18 23:22 | ■発起人よりおしらせ
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